トイレをまるごとリフォームしたいけど、費用の相場がわからない、、
まるごとリフォームの費用相場は20万円~70万円です!
どうしてそんなにひらきがあるの?
金額が大きく変わる理由は、
- 選ぶ設備のグレード(安い便器 or 高級な便器)
- 工事の種類(洋式から洋式 or 和式を洋式に交換など)
- 内装工事の範囲(床材、壁紙、手洗い器、手すり、、、)
などです。
この記事では、トイレのまるごとリフォームにかかる費用相場と、その内訳を解説していきます!
この記事を読んで自分の『まるごとリフォーム』の費用相場を知りましょう!
- トイレをまるごとリフォームした場合の費用の相場が知りたい
- 費用の内訳けが知りたい
- 安く抑えるコツを知りたい
目次はタップできるので、興味のある部分だけ読むこともできます!
まずは内訳から!
トイレまるごとリフォームにかかる費用の内訳は、
【トイレ本体の購入費用】+【工事費用】+【内装費用】+【処分費用】です!
トイレのまるごとリフォーム内訳一覧表
内訳がわかれば、あなたのまるごとリフォ―ムの費用の相場がわかります。
下👇が内訳表です。
項目 | 種類 | だいたいの費用の相場 |
トイレ本体の費用 | 組み合わせトイレ | 10万円前後 |
一体型トイレ | 10万円~15万円 | |
タンクレス | 20万円~50万円前後 | |
便座費用(便座のみ交換する場合) | 普通の便座 | 1万円前後 |
暖房便座 | 2万円~5万円前後 | |
温水洗浄便座 | 2万円~10万円前後 | |
工事費 | トイレ本体だけの交換 | 10万円前後 |
和式から洋式にする場合 | 25万円~50万円 | |
便座だけ交換 | 1万円~10万円前後 | |
コンセントを作る | 2万円~5万円 | |
内装費 | 床のリフォーム | 2万円~5万円前後 |
壁紙のリフォーム | 2万円~5万円前後 | |
手洗い場の設置 | 12万円~20万円前後 | |
手すりの設置 | 2万円~6万円前後 | |
処分費用 | 3,000円~8,000円 |
あなたが希望するリフォームの予算を合計してみてください。だいたいの費用がわかります。
トイレ本体の費用の相場
トイレ本体の費用の相場は10万円~50万円前後です!
トイレの便器本体を選ぶ際は、3つのポイントがあります!
- 便器の種類
- 排水形式
- 便座の種類
便器の種類
便器の種類は3種類 『組み合わせ型』『一体型』『タンクレス』です。
メリットデメリットも合わせて参照ください。
組み合わせ型
タンクと便器が別々になっているタイプです。
費用は10万円前後
一体型
タンクと便器がくっついているタイプです。
費用は10万円~15万円前後
タンクレス
タンクがついていないタイプ。
費用は、20万円~50万円前後
排水形式
排水形式は2つ『床排水』と『壁排水』です。
なぜ排水形式がポイントかというと、まれにトイレ本体と排水形式が合わないことがあるからです。合わないトイレ本体を買わない為にも確認しておきましょう!
床排水
床に排水管があるので、すっきりした見た目です。戸建てに多く見られます。
壁排水
壁に排水管を伸ばしているので、排水管が見えています。集合住宅に多い。
便座の費用の相場
便座の費用の相場は、1万円~10万円前後です。
便座の種類は3つ。『普通の便座』『暖房便座』『温水洗浄便座』
普通便座
機能がついていない普通の便座
費用は、1万円前後
暖房便座
暖房機能がついた便座
費用は、2万円~5万円前後
温水洗浄便座
ビデ洗浄などシャワートイレがついています
費用は、2万円から10万円前後
トイレリフォームの工事の費用相場
トイレのリフォームの工事費用は、既存のトイレの形式や環境、作業内容によって大きく違います。
洋式トイレから洋式トイレに変更する場合の工事費用の相場
洋式トイレから洋式トイレに便器と便座を交換する場合の工事費用の相場は、10万円前後です。(別途便器代と便座代がかかります)
和式トイレから洋式トイレに変更する場合の工事費用の相場
和式トイレから洋式トイレに変更する場合の工事費用の相場は、
25万円~50万円前後です。(別途便器代と便座代がかかります)
和式トイレから洋式トイレに変更する場合、内装全体を変更する場合が多くなります。
その場合は別途内装工事代がかかります。
便座だけを交換する場合の工事費用の相場
便座だけを交換する場合の工事費用の相場は、
1万円~2万円前後です。(別途便座代がかかります)
DIYでできる場合も。
コンセントの増設
コンセント新設費用は2万円~5万円です。
コンセントの差し込み口を増やすだけなら1万円ほどです。
便座交換だけならば、それほど工事費はかかりませんが、コンセントがない場所にコンセントを取り付けて暖房便座を設置する、などの電気工事が必要になると上記費用も必要になります。
内装費の費用の相場
トイレの床のリフォーム
床材の種類やトイレの広さによって違いますが費用の相場は、2万円~5万円です。
1畳 | 2畳 | |
クッションフロア | 2万円~4万円 | 2.5万円から5万円 |
フローリング | 3万円~5万円 | 5万円~7万円 |
一般タイル | 5万円~6万円 | 8万円~10万円 |
高機能タイル | 10万円~12万円 | 16万円~20万円 |
トイレの壁紙のリフォーム
費用の相場は2万円~5万円です。
床材と壁紙を一緒にリフォームすることで、別々に行うよりも工事費が安くなり、満足度も高くなります。
消臭効果や除菌効果など高機能なものを使うと高額になります。
手洗い場の設置
費用の相場は12万円~20万円です。
手洗い場を新設するのか、交換するのかで費用が異なります。あとは、グレードによっても費用が変わってきます。
手すりの設置
手すり代が1万円~3万円 取付費用が1万5千円~3万円
手すりの取り付け位置や長さ、可動するものか否かでも費用は変わります。
処分費用
もともとあった便器や便座、タンクなどの処分にもお金がかかります。
便器や便座、タンクなどの処分費用の相場は、
3,000円~8,000円です。
トイレの寿命
トイレの寿命は10年ほどです!
10年たつと、部品の劣化が始まり、不具合や破損の原因となります。
設置から10年がたって不具合が生じた場合は、新しいものと交換することを検討した方がよいでしょう。
補助金&減税制度は使える?
補助金・助成金
【補助金・助成金】がもらえる工事は3種類
- 節水トイレへの交換 【助成金・補助金】
- バリアフリー工事 【助成金・補助金】【介護保険】
- 汲み取り、和式トイレから水洗トイレへリフォーム【助成金・補助金】
【助成金・補助金】は、住んでいる地域によって制度がない場合もあります。
自治体のホームページを確認してみましょう。
「一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会」の下記ページから全国自治体のリフォーム補助金を検索することも可能です。(昨年度版になっているので、詳しくは、各自治体のホームページを参照ください。)
ほとんどの自治体では、【助成金・補助金】を利用する場合には、事前の申請が必要です。リフォーム前に【助成金・補助金】の対象かどうか確認しましょう。
介護保険の住宅改修とは
介護保険で 要支援1~2、要介護1〜5 と認定された人が利用できる国の社会保険制度です。転倒防止の手すり取り付け、段差の解消、滑りにくい床材への変更、開き戸から引き戸への扉交換、和式トイレから洋式トイレへの交換などの工事が対象で、申請は担当のケアマネジャーが行います。
対象経費20万円を限度とし、要した経費の9割が支給されます。
(所得によっては8割、7割となります)
減税制度
トイレリフォームを行うことで所得税の控除、固定資産税の減額ができる制度などを利用することが可能です。
所得税の控除対象となるリフォームの種類は全部で6種類、
固定資産税の減額対象となるリフォームは全部で4種類あり、
所得税の控除と固定資産税の減額は併用することが可能です。
対象工事が多く、また減税内容も多岐にわたるため、
ご検討のリフォーム内容が減税・税金の減額の対象となるかどうかは税務署が窓口を設けているのでそちらにご確認ください。
減税制度が使えるリフォームの例(バリアフリー減税対象)
- 出入り口の幅を拡張する
- 排泄及び介助を容易に行うための床面積増加
- 便器を座便式のものに取り替える工事
- 座便式の便器の座高を高くする工事
- トイレ内部に手すりを取り付ける
- トイレ開戸を引戸、折戸に取り替える
- トイレ扉のドアノブをレバーハンドルに取替え
- トイレ扉を自動開閉式に変更する
- トイレ引戸を上吊り型に交換する
- 床の素材を滑りにくい物に取り換える
安く抑えるコツ
- 製品のグレードを落とす
- 床材や壁紙のグレードを落とす
- トイレリフォームが得意な会社を選ぶ
- 複数の業者の見積もりを比較する
製品のグレードを落とす
便器や便座を選ぶ際に、あれもこれもと多機能な製品に目が行きがちですが、いざ使ってみると使わない機能がたくさんあるものです。
今の製品は必要最低限の機能でも優秀なので、製品のグレードを落とすだけで費用はグンと抑えられます。
床材や壁紙のグレードを落とす
床材はクッションフロアが一番安上がりで、一番機能的です。
あえてお手入れの大変なフローリングにしてコストを上げることはありません。
消臭効果や防汚効果のある壁紙もありますが、壁紙は壁紙です。
その機能で十分かと言えば十分でないことが多いので、その効果に費用をかけることでコストが上がるのはもったいないです。
トイレリフォームが得意な会社に依頼する
リフォーム業者はどこも同じように見えますが、得意分野が違います。たくさんのトイレリフォームをしている業者なら製品や部品を安く仕入れることができます。
下請けに依頼せず、自社でリフォームできればその分の仲介コストが不要になるので、リフォーム代も安くなります。
複数の業者の見積もりを比較する
見積もりは必ず複数とって安い業者にお願いしましょう。
同じ便器を使ったリフォームでもお願いする業者によって金額が大きく違います。
一括見積もり無料サービスで、安くトイレのまるごとリフォームができる優良業者を探しましょう!
無料なので気軽に申し込めます。その業者が気に入らなければ断っても大丈夫です。
まとめ
トイレのまるごとリフォームにかかる費用の相場は、20万円~70万円
便器本体価格 工事の内容で費用は大きく変わります!
- 【便器の費用】10万円~50万円
- 【工事費】和式から洋式に交換➡25万円~50万円
- 洋式から洋式に交換➡10万円前後
- 【内装費】 床のリフォーム➡1~4万円
- 壁紙のリフォーム➡2~5万円
- 手洗い場の設置➡12~20万円
- 手すりの設置➡1~5万円
- 製品のグレードを抑えて
- トイレリフォームが得意な業者に依頼する
- 一括見積無料サービスで複数見積もりをとって比較する